写真学科2024年卒業の安保遼太郎 氏の写真展「子は春にして草木深し」がギャラリー・ソラリス(大阪・心斎橋)にて開催されます。会期中、作者は全日在廊予定です。

子どもというのは体験的な学びの中で生きていくものである。この考えを言語化できるようになったのは教育大学に行った頃からだろうか。でも私はすでに以前よりそのことに気づいて撮影行為に移っていたのである。
2019年、世界は未曾有の事態に見舞われ、人々は分断され子どもたちの「体験的な学び」はすっかり失われたのである。体験的な学びはどの様にして実現されていたのかを世界中が模索した事態はICT化(※)が進む今日にとってとても大きなことであったと感じる。
本作品は2022年、まだ落ち着いていない頃のヨーロッパを撮影したものである。本作品では現地の景色に目を向けながらも子どもをはじめとした人々がどの様に体験的な学びを得ているのかを観察した記録である。
※ICT化とは、パソコンやインターネットなどの情報通信技術(ICT)を活用して、仕事や生活、教育などをより便利で効率的にすること。たとえば、学校でタブレットを使った授業を行ったり、会社でオンライン会議を行ったりすることがICT化の例といえる。
(安保遼太郎)
会期:
2025年8月26日(火)〜8月31日(日) 11:00〜19:00
会場:
ギャラリー・ソラリス
〒542-0081 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1F(地図)
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